レジオネラ菌抑制

目次

○○温泉「○○プラザホテル」

設置機種 BCOハピネス 簡易型B-65×4基(旧タイプ)
設置目的 ホテル内の給排水の浄化力強化、清掃時間の短縮
設置年月 平成8年5月

水質検査

1.水質比較  (上水道「飲料水」の基準で検査)

同じ温泉原水を利用するホテル(「BCOハピネス」設置ホテル・未設置ホテルの2社)で、水質の違いを比較する。

採水場所:①温泉原水、②某ホテル大浴場、③○○プラザホテル男湯

塩素イオン一般細菌数大腸菌群
①温泉源泉1,200mg/l30/ml陰性
②○△□ホテル1,270mg/l27,000/ml陽性
③○○プラザホテル390mg/l40/ml陰性

上記表②より、磁場処理をしなくて塩素殺菌のみでは、細菌類の減少効果が見られず、細菌類が増殖している

一方、上記表③より、 BCOハピネス設置ホテルでは、塩素イオン及び細菌類の減少が見られる。

2.○○プラザホテル、5年振りのレジオネラ属菌検査(新版レジオネラ症防止指針の規定による。)

レジオネラ属菌備考(採水状況)
大浴場男湯20/100ml塩素投入2日後
大浴場女湯10未満/100ml塩素投入2日後


女湯では水質基準に適合した。男湯に関しては、水質基準には今一歩適合しなかったが、「BCOハピネス」の循環処理によるレジオネラ属菌増殖抑制効果が見られる。

※公衆浴場の水質基準維持が困難となっている中、高い効果が得られている。

当ホテルでは、旧タイプのBCOハピネス 簡易型B-65で対応しているが、 直結型BKタイプを使用する事で、より高い効果が得られる と考えられる。

細菌類増殖抑制効果(大腸菌・一般細菌)

水質検査 試験成績書

温泉水 水質比較 (上水道「 飲料水」の基準で検査)
同じ温泉原水を利用するホテル(「BCOハピネス」設置ホテル・未設置ホテルの2社)の比較

塩素イオン一般細菌数大腸菌群
①温泉源泉1,200mg/l30/ml陰性
②○△□ホテル1,270mg/l27,000/ml陽性
③○○プラザホテル390mg/l40/ml陰性

温泉原水

   一般細菌数:30/ml
    大腸菌群: 陰性

某ホテル 大浴場

「BCOハピネス」未設置

   一般細菌数:27,000/ml
    大腸菌群: 陽性

○○プラザホテル

大浴場 男湯  
循環経路及び上水道給水元に「BCOハピネス」設置

   一般細菌数:40/ml
    大腸菌群: 陰性

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