目次
○○町○○団地の集落排水浄化改善
浄化槽の仕様が古く、調整槽が設置されていなかったため、朝や夕方等、各家庭からの排水が多くなる時間帯に、一時的に処理能力以上の汚水が浄化槽に流入していた。
その結果、浄化槽内での処理が充分できない状態で放流されていたため、河川が非常に汚れており、悪臭が激しく、放流水流域の農家から、苦情が頻発していた。
しかしながら、浄化槽を改修するには、莫大な改修経費が必要になるためできなかった。
BCO ハピネスの採用経緯
磁気活水処理装置「BCOハピネス」を設置することにより、「上水道水が活性化」し、「汚水とエアーまで活性化され、浄化槽での浄化能力が向上」する。この浄化能力向上を想定した上で浄化槽を改修工事すると、
・ 改修経費を大幅に軽減できる
・ 放流水の水質も大幅な改善が期待できる
・ 河川のアオコ・悪臭の減少も期待できる
等の利点から採用された
改修後の効果
1.排水(放流水)の水質が高まり、水質(BOD,COD,SS)の数値が減少した。
(工事期間:平成15年7月~12月 引渡:平成15年12月)
改修前 | H15.12 | H16.1 | H16.2 | |
BOD(mg/l) | 25.0 | 3.2 | 2.0以下 | 1.0以下 |
COD(mg/l) | 80.0 | 5.0 | 2.0以下 | 1.0以下 |
SS(mg/l) | 50.0 | 3.0 | 1.0以下 | 1.0以下 |
2.河川への放流水の水質が向上し、河川の悪臭・アオコがなくなった。
設置前 (15年5月1日) | (16年5月1日) |
設置前 (15年5月1日) | (16年5月1日) |
設置前 (15年5月1日) | (16年5月1日) |
設置前 (15年5月1日) | (16年5月1日) |