目次
某浄水場 水質データ
設置模式図
※池から沈砂池への送水は150A配管で行なっていたが、BCOハピネステスト設置段階では、送水配管を50Aに絞り、BCOハピネスBK-50を設置でテストした。
(テスト期間:平成13年10月~11月の2ヶ月間)
項目サンプル名 | 一般細菌(/ml) | 色度(度) | 濁度(度) | 鉄(mg/l) |
原水池(池水) | 330 | 9.4 | 8.7 | 0.34 |
BCOハピネス1回通過 | 86 | 6.7 | 3.9 | 0.17 |
第1砂ろ過 | 23 | 2.9 | 0.2 | 0.03 |
第2砂ろ過 | 18 | 1 | 0.1未満 | 0.03 |
基準値(参考) | 100 | 5 | 2 | 0.3 |
設置後の推移及び考察
テスト開始1日目で浄水場のアオコや、藻の臭いがなくなり、また、第1ろ過の底面においてあるブロック が見えてきた。(この現象は、沈殿効果が高まってきたためである)
第1ろ過・第2ろ過の2つの砂ろ過処理をしているが、上表の結果から、現状の第1砂ろ過槽を30cmから1mに戻すことにより1回のろ過処理でよくなり、2回のろ過処理をしなくてもよくなると思われる。