日本のCO2総排出量は年間約13億7千万トン、 日本全人口で割ると1人当り約11t排出 していることになります。 日本のエネルギー起源のCO2排出量は1990年から2000年までに 約10%増加しています。 2010年まで、何も対策をしない場合には約20%の伸びが予測さ れます。 1990年レベルまで抑えるためには、国民一人一人が生活を見直してCO2削減に取り組むことなど、 さらに追加的な対策が必要とされます。 |
システムの運転状況
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地球環境保全の一助となるピークカットシステム
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ピークカットシステムΣを使用可能な施設全てに設置したと想定した場合、日本の総電力
消費量の3.7%(314億kWh=CO2に換算して132万トン)を削減する能力を有しています。 これは民生用の業務施設からのCO2排出量の約1%削減に相当します。(当社試算) |
室外機の電源のみON・OFし
送風機はONのままにします。 冷媒管の中の温度は急激には 上昇しないため送風機から出る 空気の温度も急激には上昇せず、 体感温度は変わりません。 |
実例1 |
ピークカットシステムの構成と本体の形状
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1)基本料金を決定する契約電力は各月の最大電力量(デマンド)の中で過去1年間の最大値
となっている。この店舗の場合ピークカットシステムを導入して従来263kWであったが、導入後 まず224kWまで下がり、現在では211kWまで下がっている。削減率はほぼ20%に達している (年間38万円)(下左図参照) 2) 使用電力量(kWh)の推移はこの店舗の場合、夏場の使用電力量がピークになる期間で大き く削減されている。 導入後初年度は3.4%の削減にとどまったが、2年度は7%の削減を達成し ている。 3年度は10%を超える削減を達成している。合理化は顧客・店舗との共同作業であり 店舗への空調変化が問題ないことを確認しながら徐々に制御率を拡大してkWhの削減を達成 している。 (下右図参照) |
デマンドの推移 |
1) 下記店舗はいずれも1997年7月にピークカットシステムを導入しているが、導入初年度 は13.5〜14.5%の合理化を 達成している。更に合理化幅は拡大傾向である。 合理化金額の合計は実例1では初年度151万円、次年度206万円である。 実例2では初年度208万円、次年度281万円である。 2) 合理化は顧客・店舗との共同作業であり、店舗への空調変化に問題ないことを確認し ながら、 徐々に制御率を拡大して合理化金額増大を図っている。 |
ピークカットシステムのデマンド・契約電力の削減と使用電力量の削減
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使用電力の推移
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システムの構成
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ピークカットシステム導入の合理化(金額)推移の実例
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実例2 |
ピークカットシステムのメンテナンス
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ピークカットシステムの導入プロセスとメンテナンス
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ピークカットシステムの導入プロセス |
本体の形状と大きさ
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