節電器に関するトラブルについて
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ピークカットシステムは電圧を下げて節電するシステムではありません。空調機器の運転時間を自動制御することによる節電システムです。
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従来の電気料金を削減する製品の実情と問題点
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1997年頃から「節電器・小型変圧器」販売のトラブルが急増しています。節電器は、省エネをうたい文句に販売されている商品です
が、相談は「販売時にいわれたような節電効果がなく電気代の節約にならない」というものが多く、また、小型変圧器には、「電力会
社から違法なので取り外すようにいわれて困っている」などの相談が寄せられています。 (2002年国民生活センター発表)
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こまめな節電にご協力ください。 なお現在、たくさんの原子力発電所が点検のために停止していますが、これにより昨年より二酸化炭素の排出の多い方法で発電された電気を使用することになります。地球温暖化防止のため一層の節電に御協力下さい。 ● 冷房が必要なときでも、着るものを調節したり、日差しが入らないように工夫して、設定温度を1度高くしましょう。
● こまめにコンセントを抜いて待機電力を削減しましょう!
● 白熱電球を電球形蛍光ランプに取り替えましょう!
● ジャーの保温を止めましょう! ● テレビ番組を選んで、1日1時間テレビの利用時間を減らしましょう! (環境省)
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大手メーカーの節電機は、現場を調査をしてから販売するため、苦情はほとんどないといわれています。 松下電器産業またNTT DATAでも販売していますが※、調査の上、受電電圧が高い場所に販売しているため苦情は発表されていないようです。節電機は環境と利用状況に即した設備であれば効果はあります。調査をせずに販売することに問題があるのです。 しかし現在販売されている節電機は照明電力の節電効果を求めるもので、削減効果は照明電力の3〜6%程度です、その上照明 が暗くなることもあります。これらの設備は動力の節電には効果がないため、全体としての電力削減としては大きな導入効果が期待できません。 動力用電力削減が肝要です。 ※松下電気産業株式会社ホームページ http://www.denzai.com/nounyunew/image/matunoki.pdf ※NTT DATEニュースリリース http://www.nttdata.co.jp/release/2003/052000.html |